/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 マンション真っ二つ 2016年の熊本地震では、一部マスコミにより「マンション真っ二つ」と報じられた建物がありました。 一般に、形状の異なる(=振動特性の異なる)複数部分からなる建物を「一敷地一建物の原則」(建築基準法施行令1条)により1棟の […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 行政事件訴訟法36条 「無効等確認の訴え」とは、処分若しくは裁決の存否又はその効力の有無の確認を求める行政訴訟をいいます(行政事件訴訟法3条4項)。 例えば、建築主事宛に建築確認を申請したのに対し、建築主事は、計画建築物は区長が指定した2項道 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 2項道路とは 2項道路とは 建築物の敷地は、建築基準法所定の道路に2m以上接していなければならないとされています(接道義務)(建築基準法43条1項)。これを満たさない建築計画は建築確認を受けることができず、工事に着工することができませ […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 不実過誤 民間の指定確認検査機関の関係者の中には、建築確認は形式的な書面審査が全てであると考えている方がいらっしゃいますが、その考え方が過ぎると、建築確認が後日に取り消される場合があります。 建築確認は、建築計画が建築基準法その他 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建物の傾斜の測定 建物の内壁や柱の傾斜の測定方法は別項でお示ししたとおりですが、建物の不同沈下等が訴訟で問題となった場合には、傾斜につき総合的な測定を実施します。その方法には各種ありますが、たとえば・・ 床の傾斜 レーザーレベル(360度 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 ビー玉が転がる床 建物の不具合に関し、床の上でビー玉が転がることを指摘される場合があります。不具合発見のきっかけとしてはビー玉も悪くないのですが、訴訟及びその前段階の交渉における建物の不具合(契約不適合・瑕疵)の根拠としては説得力がありま […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 木造をRC造・鉄骨造に建替えるときの承諾料 借地契約で、増改築には地主の承諾を要する旨が定められていて、しかも借地契約の目的が非堅固(木造)建物所有とされている場合において、借地人が現存の木造建物をRC造・鉄骨造等の建物(堅固建物)に改築しようとしているのに地主が […]