/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 両罰規定 両罰規定とは、特に行政刑法の分野において、法人の代表者や、法人や人の代理人、使用人その他の従業者が、行政的な規制を受ける業務に携わる中で規制法令に違反し、罰則の適用を受けうる状況となった場合に、事業主である法人や人も処罰 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建築審査会に対する審査請求の手続きに関する諸問題 はじめに 建築基準法その他の建築基準関係規定に違反する建築確認処分がなされた場合,それにより権利ないし法的に保護される利益を侵害される方は,各自治体に設置された建築審査会に対し,建築確認処分の取消しを請求することができま […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 縮尺の歪み 設計図書には、縮尺が設定されます。例えば縮尺1/100の図面では、幅員4メートルの通路は、図面上に幅員4センチで表現されます。ただ、図面を印刷したりコピーしたりすると、図面の縮尺は歪みます。30センチ定規2本をコピー機の […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 レンタブル比 建築物の収益性に関する指標の1つに、レンタブル比があります。 これは、一般的には(例えば賃貸用物件であれば)計画建築物の (賃貸予定面積)÷(延べ面積) で算出される値(単位:%)とされます。賃貸予定面積は、賃借人が排他 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 設計図の著作権 著作物とは 著作権法2条1項1号は、著作物の意義につき 思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう と規定します。 そして設計図書は、著作権法10条1項に例示される著作物 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 マンション真っ二つ 2016年の熊本地震では、一部マスコミにより「マンション真っ二つ」と報じられた建物がありました。 一般に、形状の異なる(=振動特性の異なる)複数部分からなる建物を「一敷地一建物の原則」(建築基準法施行令1条)により1棟の […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 行政事件訴訟法36条 「無効等確認の訴え」とは、処分若しくは裁決の存否又はその効力の有無の確認を求める行政訴訟をいいます(行政事件訴訟法3条4項)。 例えば、建築主事宛に建築確認を申請したのに対し、建築主事は、計画建築物は区長が指定した2項道 […]