/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 裁判所が独自に各種利回りを設定して地代を算出した裁判例 裁判所が、地代増額訴訟において、独自に各種利回りを設定して地代を算出した裁判例(但し、同じ裁判長によるもの)があります。東京高裁平成12年7月18日判決(以下「平成12年7月判決」),東京高裁平成12年9月21日判決(以 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 聞き逃してはならない裁判官の言葉 借地非訟手続きで裁判官の発言を聞き流すと、困った事態になることがあります。 借地人が借地上の建物を第三者に譲渡する場合は、借地権の移転につき地主の承諾を得る必要があります。というのも、建物は敷地の利用権がなければ使いよう […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 賃貸借の個人保証には極度額設定を 民法改正により、2020年4月以降、賃貸借契約に個人の保証人を求める場合、極度額の定め(例:「保証人の一切の責任は賃料の24か月分を限度とする」のような条項)がないと、保証が効力を生じないこととなりました。 民法第四百六 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 借地権の譲渡承諾料 東京都区部では、借地権の譲渡に際し、賃貸人に対し譲渡承諾料を支払うことが慣行化しています。 譲渡承諾料が必要となる理由 民法は、借地権の譲渡につき以下のように定めます。 (賃借権の譲渡及び転貸の制限) 第六百十二条 賃借 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 借地更新料の支払い義務 借地契約には「契約更新の際には更新料を支払わなければならない」とは書かれていないことも多いようです。では,契約書に書いていなくても,更新料を支払わなければならないのでしょうか? 契約に書いていないにもかかわらず法的な義務 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建物の瑕疵と業務上過失致死傷罪の時効 建築物の設計・施工上の瑕疵により人が死傷した場合,その建築物の設計者又は施工者は,業務上過失致死傷罪(刑法211条)に問われる可能性があります。ここで,設計・施工がかなり昔のことであったとしても,死傷の結果発生の時点で刑 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建築基準関係規定違反と過失犯 建築基準法違反の罰則 建築基準関係規定に違反した建築物を建築した場合,その設計者,施工者等に対しては,刑罰が科せられる場合があります(違反項目の重大さに応じ,98条(3年以下の懲役又は300万円以下の罰金),99条(1年 […]