/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建築審査会に対する審査請求の手続きに関する諸問題 はじめに 建築基準法その他の建築基準関係規定に違反する建築確認処分がなされた場合,それにより権利ないし法的に保護される利益を侵害される方は,各自治体に設置された建築審査会に対し,建築確認処分の取消しを請求することができま […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 「虎に翼」と民法730条 NHKの朝の連続テレビ小説「虎に翼」で、民法の下記条文が素材とされたことがありました。 (親族間の扶け合い) 第730条 直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない。 ドラマでは、ある東大教授が家制度にこだ […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 旧借地法の条文(口語) 旧借地法のうちには、今日においても必要な条文と、今日では無効な条文とが混在しています。そこで以下においては、今日においても必要と思われる条文のうち主なものを抜粋して口語化し、補足説明を付しました。但し、ご利用にあたっては […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 法令における「その他」と「その他の」 法令において「その他」は、その直前の名詞がその後に続く名詞に含まれない並列関係にあることを意味し、「その他の」は、その直前の名詞がその後に続く名詞に含まれる包含関係を意味する、という説明がなされることがあります。例えば「 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 裁判における「失当」 裁判では「失当」という言葉が使われることがあります。「失当」とは「当たっていない」という意味で、例えば、政治家が、記者会見において記者からの決め付けるような質問に対し「ご指摘の点は、あたりません」と応答することがあります […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 連帯債務の主文と「各自」「連帯して」 連帯債務の支払を命じる判決の主文は「被告らは、【各自】、原告に対し、100万円を支払え」あるいは「被告らは、【連帯して】、原告に対し、100万円を支払え」のようになります。 ここで【各自】100万円と聞くと、一瞬、被告1 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 外国在住者への訴状等の送達(領事送達、指定当局送達、中央当局送達) 民事訴訟は、被告に対し、裁判所から期日呼出状及び訴状等を送達することから始まります。被告が外国在住の場合であっても、この手続きを省略することはできません。しかし、裁判所による送達行為は、国家機関による国家権力の行使である […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 準備書面の表題(番号) 準備書面を順次何回も提出する場合には、その提出の順序に従い、原告第一準備書面、被告第二準備書面というように番号を付ける例になっています(司法研修所 5訂 民事弁護の手引き 昭和63年P118)。広島地裁のサイトの「準備書 […]