/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 裁判における「失当」 裁判では「失当」という言葉が使われることがあります。「失当」とは「当たっていない」という意味で、例えば、政治家が、記者会見において記者からの決め付けるような質問に対し「ご指摘の点は、あたりません」と応答することがあります […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 連帯債務の主文と「各自」「連帯して」 連帯債務の支払を命じる判決の主文は「被告らは、【各自】、原告に対し、100万円を支払え」あるいは「被告らは、【連帯して】、原告に対し、100万円を支払え」のようになります。 ここで【各自】100万円と聞くと、一瞬、被告1 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 外国在住者への訴状等の送達(領事送達、指定当局送達、中央当局送達) 民事訴訟は、被告に対し、裁判所から期日呼出状及び訴状等を送達することから始まります。被告が外国在住の場合であっても、この手続きを省略することはできません。しかし、裁判所による送達行為は、国家機関による国家権力の行使である […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 準備書面の表題(番号) 準備書面を順次何回も提出する場合には、その提出の順序に従い、原告第一準備書面、被告第二準備書面というように番号を付ける例になっています(司法研修所 5訂 民事弁護の手引き 昭和63年P118)。広島地裁のサイトの「準備書 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 普通自転車でない自転車の交通規制 道路交通法(以下「道交法」)における「自転車」は、普通の自転車のほか、東南アジアで見られるような人力車に自転車を結合した自転車タクシー(ベロタクシー)や観光地で見られるようなタンデム自転車等をも含む広い概念です。 道交法 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 両罰規定 両罰規定とは、特に行政刑法の分野において、法人の代表者や、法人や人の代理人、使用人その他の従業者が、行政的な規制を受ける業務に携わる中で規制法令に違反し、罰則の適用を受けうる状況となった場合に、事業主である法人や人も処罰 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 色々な法律のお話 書面の長さについて 訴状や準備書面等の裁判所に提出する書面の長さについては色々な考え方があると思いますが、当事務所では、内容が同じであれば1頁でも1文字でも少ない方が良いと考えています。膨大な数の事件を処理する裁判官は、簡明でコンパクトに […]