/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 賃貸借の個人保証には極度額設定を 民法改正により、2020年4月以降、賃貸借契約に個人の保証人を求める場合、極度額の定め(例:「保証人の一切の責任は賃料の24か月分を限度とする」のような条項)がないと、保証が効力を生じないこととなりました。 民法第四百六 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 借地権の譲渡承諾料 東京都区部では,借地権の譲渡に際し,賃貸人に対し譲渡承諾料を支払うことが慣行化しています。 理論的根拠 一般に借地権に価格が成立するのは,借地権を譲り受けることにより,新規に賃貸借契約を締結する場合に比べて,権利金等の初 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 借地更新料の支払い義務 借地契約には「契約更新の際には更新料を支払わなければならない」とは書かれていないことも多いようです。では,契約書に書いていなくても,更新料を支払わなければならないのでしょうか? 契約に書いていないにもかかわらず法的な義務 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建物の瑕疵と業務上過失致死傷罪の時効 建築物の設計・施工上の瑕疵により人が死傷した場合,その建築物の設計者又は施工者は,業務上過失致死傷罪(刑法211条)に問われる可能性があります。ここで,設計・施工がかなり昔のことであったとしても,死傷の結果発生の時点で刑 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 建築基準関係規定違反と過失犯 建築基準法違反の罰則 建築基準関係規定に違反した建築物を建築した場合,その設計者,施工者等に対しては,刑罰が科せられる場合があります(違反項目の重大さに応じ,98条(3年以下の懲役又は300万円以下の罰金),99条(1年 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 建築トラブルのお話 簡裁の調停を地裁専門部に移送する方法 簡裁における調停の限界 建築紛争においては,簡易裁判所における調停を申し立てられる場合があります。それが紛争解決の良い機会となる場合もありますが,調停委員の方の個性が事件を迷走させてしまう場合もあります。 民事調停は,簡 […]
/ 最終更新日時 : 弁護士 伊 東 元(第一東京弁護士会) 借地借家のお話 旧借地法の条文(抜粋) 旧借地法のうちには,今日においても必要な条文と,今日では無効な条文とが混在しています。そこで以下においては,今日においても必要と思われる条文のうち主なものを抜粋し,補足説明を付しました。但し,ご利用にあたっては,念のため […]